徹底サポート!補聴器のススメ日記

振動型でしっかり音を拾える種類

2018年12月21日
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補聴器の常識を打ち破るのが、音の意味を脳で理解するのではなく、骨伝導で理解する極めて高速、かつ精緻な音の情報を届けるツールで、このことで音の意味を理解する脳の働きもサポートしてくれます。バイブレーションもいわば骨伝導、雑音が多い街中、ライブ会場などでは着信音さえも聞こえないため、振動、いわゆるバイブレーション機能で感知する健全者もいるはずです。

原理は同じ、声なのか、背景音となる車の音、犬の鳴き声などを瞬時に区別したい時、会話とノイズを正確に見つけ出すため、いわば、音の特徴を捉えるための分析に骨からの伝導が効率良いと言われています。耳の後ろにある骨に直接振動を伝え、内耳から脳に音伝達されます。

補聴器は、ノイズさえも除去してくれますが、聴覚に障害があれば、車のクラクション、危ない場面での警戒音が聞こえません。命に関わる音に関しては、脳と骨への伝導音で感知できる機能性で選ぶべきです。脳と骨、二つの機能が働くことで、より正確に音の空間情報を把握し、両耳間の音の情報を高速で左右の耳に伝送してくれます。難聴があると、脳に届く音の情報量が少なくなります。欠けた部分を補うのが骨への伝導型で、メガネタイプやカチューシャタイプなどの種類までがあります。