徹底サポート!補聴器のススメ日記

高いものもあれば安いものも、その違いとは

2017年06月10日
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耳の聞こえに不安を感じ始めたときに、補聴器の購入を検討する方が増えてきています。とはいえいろいろな販売会社を覗いてみると、安いものから高いものまで、実に様々であることがわかります。金額と品質には、どのような関係性があるのでしょうか。気になる点を紹介していきます。

安いものは数千円ですが、機能的には期待薄

補聴器の購入を検討する際に、「まずはどんなものなのか、試してみたい」と考える方も多いことでしょう。こんなとき、目に留まるのがわずか数千円で購入できるタイプの製品です。お手頃価格で、導入にはピッタリのタイプと言えるのかもしれません。

しかし高い製品と比較すると、もちろん性能は劣ってしまいます。周囲の音を集めてくれる効果はあっても、雑音ばかりが気になってしまうようなケースも多くあります。

本格的に耳の聞こえに不安を感じているときには、日常生活で使用するのは難しいと言えるでしょう。とはいえ、こうした製品をきっかけにして、より高品質な製品に興味を抱く方が多いのも事実です。導入アイテムとして取り入れてみるのも良いかもしれません。

高い製品はいったいどこが違うのか

では反対に、驚くほど高価な補聴器には、どのような特徴があるのでしょうか。まずは周囲の音をしっかりと集め、さらに雑音や不快な音を軽減する機能が加わっています。高い製品ほど、高い技術が使われている傾向があるので、特に「ざわざわしたような場所でも、相手の話をしっかりと聞き取りたい」と願う人向けだと言えるでしょう。

また、機械の大きさが小さければ小さいほど、価格は高額になりがちです。周囲の人に発見されにくいというメリットはありますが、どこまで求めるのかは自分次第だと言えます。また聞こえの力を維持するためには、自分に合う機械を両耳に取り付けて使うのが理想だとされています。

こちらも費用が高くなる理由の一つです。

購入して終わりではないからこそ

耳の聞こえをサポートするための機器は、一度購入すれば、それで終わりというわけではありません。どんな価格帯の製品であっても、快適に使うためにはこまめな調整が必須となります。そのためには、信頼できる販売店で、安心してお任せできるスタッフを見つけておくと安心です。

自分の聞こえの状態と購入した機械について、きちんと把握してくれているスタッフがいれば、何かあったときにもすぐに対応してもらうことが可能です。費用の高さの中には、こうしたサポート費用も含まれていると言って良いでしょう。

まだまだ世の中には、「聞こえにくいけれど我慢している」人も多くいらっしゃいます。ますます活用されていく機械ですから、早めにチェックしてみるのもオススメです。