聴力が衰えた時に役立つ補聴器には、空気電池と呼ばれる特別な物が使われています。水銀タイプの電池よりコンパクトで軽くても、大きな容量を持っているのが特色です。何より肌へ直接触れる機器ですから、水銀をほぼ含まないといった安全性も大きな強みになっています。一方、発電方式は水銀タイプと異なり、空気と反応して電気を生みます。そのため、空気穴をふさいでいるシールをはがしてから、機器にセットするのが一般的です。